店舗独自の電子マネーが作れる「GMOアップカプセル電子マネー」

ビットコインを始めたとした仮想通貨にはブロックチェーンという技術が使われています。
このブロックチェーンはデータの改ざんが難しく、安全性・安定性が売りの技術になっています。

各企業ではこのブロックチェーンという技術に注目しているところが多く、今後私たちの生活をより便利にしてくれるのではないかと期待をしています!
本日はそんなブロックチェーンを利用した新しいサービスをご紹介したいと思います。

証券取引やFXなど以前から金融系のサービスに力を入れてきたGMOグループ。
テレビCMや電車などの広告で一度は目にしたことがある人も多いのではないでしょうか?

GMOではマイニング、仮想通貨取引所のGMOコインの運営など仮想通貨に関わるサービス展開にも力を入れているのですが、ブロックチェーン技術を利用したサービスを行うみたいです。
その名も「GMOアップカプセル電子マネー」。
さて、このGMOアップカプセル電子マネーとはどんなサービスなのでしょうか?

GMOアップカプセル電子マネーとは?

ブロックチェーン技術を利用して、独自の電子マネーを発行して、店舗アプリを利用した店頭でチャージ、支払いの仕組みまでをシステム構築の手間や時間を使わずに、簡単にできるというもの。

要するに店舗独自のアプリを発行して、そのアプリをお客さんがインストールをします。
あとは店舗においてあるタブレットにQRコードを読み取ることで電子マネーをチャージしたり、支払いをしたりすることができるみたいです。

その支払い履歴や残高の照会などをブロックチェーン技術を利用することで安全に運用することができるというのが「アップカプセル電子マネー」の特徴みたいですね。

QRコードからの脱却が仮想通貨流通のカギ

ビットコインも街のお店で利用できるということが増えてきていますが、支払いのフローについて多くの課題を残しています。

その課題とは「時間がかかること」と「手間がかかること」です。

時間がかかるということについては、ビットコインのブロックチェーンは最高で10分の承認時間がかかるので、1回の会計を決済をするのに10分待っていたらレジが混み合ってしまいますよね。
ただこの問題がライトコインをはじめとした多くのアルトコインが解決している問題なので、今後改善していく見通しは立っています。

しかし、手間がかかるということについては現在使えるビックカメラ店頭などではbitFlyerのアプリを利用してQRコードを読み取ることで支払いをすることができます。

現在の電子マネーSuicaやPASMO、iDなどはサインレスで支払いができる爽快感がメリットだと思っています。
仮想通貨の支払いとなるとGMOのアップカプセル電子マネーも含めてQRコードを利用することが必須になっています。

個人的には支払いの度にQRコードを表示したり、読み込んだりするのって面倒くさいと感じてしまいます。

QRコードからの脱却。

これが今後の仮想通貨、ブロックチェーンの抱える大きな問題であると思います。
何かいい解決方法が見つかるといいですね。
各企業には今後のサービス向上を期待したいと思います。

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