Coincheckをマネックスが買収検討へ

マネックス証券など主に金融系のサービスを展開しているマネックスグループが仮想通貨取引所の運営を行うCoincheckの買収を検討していると発表されました。
Coincheckは2018年1月にアルトコインのNEM(ネム)を不正アクセスによる流失事件を起こしており、経営体制の見直しが迫られていました。

金融庁からも業務改善命令を受けており、マネックスグループの傘下に入ることで再生を図っていくようです。

マネックスグループはどんな企業?


東京の麴町に本店を置く金融持株会社です。
主にマネックス証券のサービスなどの運営を行っています。

MONEXの由来としては「MONEY」の「Y」をひとつ前に出して、「MONEX」と名乗っているのです。
そんな由来があるので、お金を扱う金融系の企業の第一人者となっています。

コインチェックの今後について

コインチェックの創業者である和田晃一郎社長と大塚雄介取締役は退任する予定になっています。
いまだに金融庁からの認可が通らない現状も受けての決断といえるでしょう。

後任にはマネックスグループの取締役を派遣して経営陣を一新するようです。

コインチェックでは流失してしまったNEMの返金や、一時は停止していた日本円や仮想通貨の出金には応じているものの、本格的なサービス再開の目処は現状でも立っていない状況になっています。
私も今回のNEM流失の被害者の一人ですが、コインチェックのアプリは利用しやすく安心して使えるということであればまた使ってみたいと考えています。
コインチェックからNEMが返金されたときの記事はこちらから
一時はbitFlyerよりも勢いがあり、仮想通貨ブームの火付け役となったコインチェック。
今後の復活劇に期待をしたいと思います!

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