ヤフーが仮想通貨事業に参入することを発表しました。
2018年4月に子会社を通じて金融庁の登録業者であるビットアルゴ取引所東京の株式を40％取得し、仮想通貨の交換に必要なシステム設備を手に入れました。
これから体制を整えて2019年春にも追加出資を検討しています。
ヤフーは仮想通貨事業に必要な資金力、金融サービスのノウハウ、ITの3つを取り揃えており、仮想通貨業界の再編が加速する期待が高まっています。
2018年1月のCoincheck事件から仮想通貨の安全性が疑問視されており、大手企業の安心のサービス提供が求められています。
2017年12月をピークに低迷する仮想通貨事業の救世主となれるのかどうか注目をしていきたいですね。
これから参入が期待されている企業
仮想通貨取引所はこれまでbitFlyerやCoincheckといった中堅企業が運営を行ってきました。
しかし、2017年末をピークに仮想通貨取引が注目を集めてきて、大手企業も続々と参入に名乗りを上げています。
金融系ではSBIグループやカブドットコム証券など。三菱東京UFJではMUFGコインという独自の仮想通貨の開発も行っています。
IT系でもサイバーエージェントやメルカリ、LINEなどといった成長株の企業が仮想通貨交換業者への登録を目指しています。
2018年1月には証券やFX取引業者でおなじみのDMMが仮想通貨取引所を開設しました。
その名もDMMBitcoin。
今後DMMのような有名企業の参入が今後の仮想通貨業界に大きな波紋を広げそうですね。
ヤフー独自の仮想通貨サービスを期待！
Yahoo! Japanは日本最大級のポータルサイトでニュースやショッピング、「ヤフオク」の名で知られるオークションなど幅広いサービス展開をしています。
ヤフーでは独自のウォレットサービスであるYahoo!マネーも展開をしているので金融系のノウハウは十二分に持っています。
ちなみにヤフーが仮想通貨取引所を開設したとすると「Yahoo! Bitocoin」となるのでしょうか。
個人的にはヤフーと関係が深いTポイント関連で、仮想通貨と新しいサービスが生れればいいと考えています。
例えばTポイントを仮想通貨にリアルタイムで交換ができて相互利用ができたり、仮想通貨を買った時にTポイントがもらえるなどです。
まだまだ身近に感じにくい仮想通貨ですが、Tポイントとリンクをすればグッと身近になる気がします。
